「ロシアで磨いた音楽性と、世界の舞台で培った表現力を持つ若き実力派ピアニスト」。
進藤美優。
一般のご家庭で生まれ、4歳からピアノをはじめ、ご両親が支えがあって、2025年第19回ショパン国際コンクールではファイルステージに立つまでに!
ご両親のこと、高校、中学など若い頃のお話などをまとめてみましたので、ご覧ください。
進藤美優の両親は?
美優さんのご両親は音楽関係の方ではありませんでした。
まずはお母様から見ていきます。
教育と音楽の両面から娘を支えた、教育熱心な母親
2012年ぐらいのバラエティで「スパモク」と言う番組の中で天才ピアノ少女として当時9歳の美優さんが特集されていて、その際お母様のことも取り上げられました。
以前は教師をされていたと言う情報があります。
ピアノの技術というよりはエモーショナルな部分を小さい頃から育組むような教育法で育て挙げられました。
その中で印象的なのは一日で10〜20冊ぐらいの多くの絵本の読み聞かせをすることです。
絵本は短いの多いので1冊にかかる時間は短いので飽きずに聴けるような気がします。
きっとお母様だけでなく美優さんも絵本が好きだったのかもしれません。
イマジネーションを豊かにさせることができそうなので、現在の美優さんの感情豊かな演奏に生かされているのかもしれません。
私はあなたのショパンが好きよ
これはお母様の名言というか、この言葉だけで涙ぐみそうな余韻の残る言葉ですね。
これは2019年あたりに少し上手く表現ができなかった時期があり、その時お母様からこの言葉をもらい、2021年の第18回ショパンコンクールに出場できたという情報があります。
不安な時に信頼するお母様からの一言は何ものにも変えられない心の支えだったに違いありません。
お父様は?というと調べてみましたが、一般の方という可能性が高く情報はありませんでした。
後述しますが、美優さんは高校生からロシアにお一人で留学されているので、お父様もお母様と一緒にご両親で美優さんを支えていたと考えられます。
そんな美優さんはどんな音楽教育を歩まれてきたのでしょうか?
進藤美優の高校は?
美優さんは全日本学生コンクールの履歴を見てみますと、中学までは日本の地元愛知県大府市立の小学校、中学校に所属されています。
音楽関係の学校ではないのですが、その受賞歴が素晴らしく出演すればほぼ入賞されているという神童でらっしゃいます。
中学3年生のときダン・タイ・ソン先生の日本でのレッスンに参加した際、留学先としてロシアを勧めてもらったとの情報があります。
ダン・タイ・ソン先生は1980年アジア人のピアニストで初めてショパン国際ピアノ・コンクールで優勝した世界的ピアニストとして著名です。
そして16歳の時、高校は2018年ロシアのモスクワ音楽院附属中央音楽学校に入学されました。
余談ですが、モスクワ音楽院は第18回ショパンコンクールで2位になられた反田恭平さんの卒業された名門の音楽院ですね。
正式名称を「チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院」といい、創設はなんと1866年で160年以上の歴史があり、パリ音楽院、アメリカのジュリアード音楽院などと並び世界3大音楽院とも言われる名門音楽大学です。
「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」で日本でもお馴染みの作曲家のチャイコスキーが作曲の教授をしていたことから、生誕100年目の1940年から正式名称となりました。
この学校の教育法が独特でロシアンメソッド・ロシア奏法と言われるもので、なんでも重力奏法とも呼ばれピアノの仕組みと人間の身体構造に乗っとった無理のない奏法と言われています。
そういえば反田氏の記事では記述しませんでしたが、反田氏がダンベルを持ち上げて鍛えている映像を見かけました。
鍛えた方が、体にもいいしなー ぐらいの印象でしたがスタジオクロック的にそういうことかと納得した次第です。
体重をどういうふうにかけるか、体をどのように動かせば、思う音になるのかを追求されていたのですね。
体をいかに効率的にそしてしなやかにピアニシモからフォルテシモまで流れるように弾くための奏法で日本の教育法とは全く違うとのことです。
改めて美優さんの演奏を拝見したいと思いました。
ここで改めてプロフィールを振り返ってみます。
進藤美優のWiki風プロフィールは?
「ロシアで磨いた音楽性と、世界の舞台で培った表現力を持つ若き実力派ピアニスト」
・2002年4月 愛知県大府市生まれ
・小学校は大府市立中学校は地元大府市の公立学校在籍
・中学校3年の夏 霧島音楽祭のマスタークラスで、ダン・タイ・ソン先生と出会う
・アメリカ留学をイメージしていたがダン先生の勧めでモスクワへ留学
・16歳で名門モスクワ音楽院附属中央音楽学校 入学
・19歳 2021年 第18回ショパン国際コンクール 日本人最年少でファイナル
・20歳 2022年より ドイツ ハノーファ メディア大学入学・在籍中
なぜロシアで学んだ進藤実優さんが、さらにドイツ・ハノーファ・メディア大学で学ぶのか?
この大学はドイツを代表する音楽大学の一つで特にピアノ教育に長い伝統と国際的な評価を持つ名門校です。
ピアニストを目指す人にとって、とても評価の高い教育機関と言われています。
その理由は世界的な評価を受ける教授陣と通常のピアノ科のほかに専門的なソロ・パフォーマンス・クラスなどを含む充実した学習環境にあります。
ここで何が変わったかをインタビューでこのように答えてくれています。
当時の私は、自分の頭の中で聴こえている演奏と、実際に響いている演奏にギャップがあるという課題がありました。
作品に取り組む中で、「どうしてこう表現したいのか」「どうしてこんな演奏にする必要があるのか」といった原点に立ち返る問いを師匠は与えてくださるんです。
以前は「この演奏家の解釈は素敵だな」と参考にして音楽を作っていたのですが、今では「まずは自分がどうしたいのか」を考えるようになりましたね。
引用:https://concert.piano.or.jp/news/2025/09/tokky_grandconcerto2025_interview3.html
美優さんは譜面から作曲者の意図を解釈しそれを表現していくのがピアニストの役目と思っていたのですが、自分の音、自分の解釈をいかに表現できるかということへと変わっていきました。
18回ショパンコンクール時点では1音1音 魂を込めて「ショパン」を紡いでいく姿がありました。
19回では、魂を込めるだけでなく、美優さん自身の人柄が出ている演奏だったと思います。どんな演奏だったのでしょうか?
2025年第19回ショパン国際コンクールを聞いて
19回国際コンクールはファイナルまで行かれた美優さんです。
その時はショパンの「幻想ポロネーズ変イ長調op.61」を選ばれました。」
この演奏ではやや憂いを帯びた、そして悩ましいショパンを切ない表情と絶妙の間と旋律によって表現しました。
この曲はショパン晩年の作品で戦争で祖国ポーランドに戻れずパリで創作した曲です。
ポーランドの民族舞曲「ポロネーズ」を出発点に、祖国への記憶、憧れ、孤独、愛の終焉、そして人生の晩年を、自由な幻想曲のような形式に凝縮したショパン最後期の代表作と言われている曲。
だからこの時の美優さんのやや憂いを帯び切ない表情が曲にしっくりくるのは言うまでもありません。
これからも美優さんの活躍に目が離せません!
モスクワ音楽院
▪️反田恭平 https://music-cinema.net/soritakyohei-2083
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