角野隼斗さんの妹・角野未来(すみの みらい)さんをご存じですか?
おっとりとした雰囲気の中に芯の強さを持つ彼女は、幼少期から才能を発揮し、なんと5歳でニューヨーク・カーネギーホールに出演。
現在はフランス・リヨン国立高等音楽院に留学し、音楽の本場でさらなる研鑽を積んでいます。
兄・隼斗さんとのメディアでの共演や、家族とのエピソードにも注目が集まる角野未来さんの素顔や経歴をまとめましたのでご覧ください。
角野隼斗の妹はどんな人?
角野隼斗氏には角野未来(すみのみらい)さんという妹さんがいます。
ほんわかしたイメージをお持ちでお嬢様らしい印象です。
最近ではラジオや動画などで兄の隼斗さんと一緒に出演され時々話題にあがり、仲の良いお二人の姿を拝見します。
隼斗さんの3つ下で25年現在はフランスのリヨン国立高等音楽院に23年秋から留学されています。
兄の隼斗さんもフランスのパリでの留学経験があったことやラヴェル、ドビッシーといった作曲家のいるフランス音楽を好まれていることでフランス留学に至ったようです。
実はスタジオクロックも仕事の関係でリヨンに滞在したことがあります。
短い期間でしたが、旧市街と新市街があり街のいたる所に素敵なだまし絵が描かれていてアートが溢れている街でした。
そして美食の街としても知られ世界的シェフのポールボキューズ氏のお店があったり、日本の辻調理師学校があったりととても素敵で美味しい街です。
そんなリヨンで素晴らしい感性をまたさらに磨がかれて、音楽性、人間性へと昇華していかれるに違いありません!
角野未来(すみのみらい)の中学、高校は?
未来さんはさいたま市にある「浦和明の星女子中学校」を卒業されました。
全国でも有数の進学校で偏差値も70ぐらいの学校で中高一貫校です。
小学生時代にピアノコンクールで上位に入賞できる技術を持っていて「中学受験をしない」と決めていました。
中高一貫校を受験したのは兄の影響?
ピアノは3歳から初め演奏会に出場しており、そして5歳で世界の若い才能が集まるニューヨーク・カーネギーホールでの「The Passion of Music」という演奏会に出演しています!
カーネギーホールといえば、世界中の音楽家が夢見る歴史ある世界一有名な音楽の殿堂です。
これだけの才能をお持ちならこのまま才能を伸ばしピアニストになっていくというのは、とっても真っ直ぐな流れかと思います!
ところがお兄さんの楽しそうな中学生活を見て小学5年生になってから中学受験をすることに決めます。
このことは一旦ピアノの道を外れて他の道を歩んでみようという未来さんの意志です。
ここで親だったら時間もないし、ついつい子供に意見してしまいそうです。
ところがお母様は子供の意思を尊重し全力で家族と共に彼女を応援します!
とはいえ受験まで1年と少ししかありません。
当時のことを振り返ってお母様はこう話されています。
隼斗のお古のテキストを全部消しゴムで消して再利用しながらようやく入れる塾を見つけました。
隼斗には有料で家庭教師をしてもらい帰りの遅い夫は早起きをして朝から勉強に付き合いました。
家族全員で目標に向かって努力しているという雰囲気が孤独な受験勉強を乗り切る助けになったのではと思います。
引用:https://note.com/satokookamoto/
家族総動員して未来さんを応援している状況が伝わってきます。お兄さんお古のテキストを利用するとはいいアイディアですね!
偏差値を20近くもあげて見事「浦和明の星女子中学校に合格されます。
有数の進学校ですから、このまま高校、大学と優秀な学校に進んでいかれるのかなと思いますよね!
ところが未来さんは違いました。
中高一貫校なのに、高校受験?
中学生活はピアノを離れ、バトン部に入ったりと中学生活を楽しんでいました。
ところが中学校3年の夏 突如 東京藝術大学附属高等学校 通称「藝高」に行きたいと表明するのです。
これは親としてもピアノ教師であるお母様としても痺れますよね!
中学校3年といえば中学生最後の年。
ここから高校受験、しかも名門 東京藝術大学の附属高校を受けたいというのですから驚きです!
ラジオ番組の兄弟対談で本音を明かしています。
中学校に入ったんだけど、学校も遠かったし勉強も忙しくて全然ピアノが弾けなくって。そうしたら、今度はやっぱりピアノ弾きたいなって思うようになった。
引用:https://news.j-wave.co.jp/
自分に自信がなかったらこの時期に名門 「藝高」を受験しようとは思わないでしょう。強い意思力の持ち主だなと感じます。
受験までは約6ヶ月しかありません。
兄弟対談ではサラッと答えています。
未来:準備はめっちゃ大変だった! 毎日24時くらいまで練習して、終わったあとは“パイナップルを食べる”っていう謎のルーティーンがあって(笑)。
隼斗:パイナップル(笑)?
未来:半年くらい、毎日夜中まで練習して、パイナップルを食べて、そうしたらなんとか合格できたっていう。
隼斗:パイナップルのおかげで?
未来:そうかも(笑)! 酸味で気が引き締まったと思う。
引用:https://news.j-wave.co.jp/
お二人の仲の良い感じが伝わってきます。
そして合格できちゃう未来さんは自分に正直で、自分を信じて前に進んでいく人だと思います。
そして一旦 ピアノから離れたからこそ、自分が本当に何をしたいのかがわかったのではないかと推察いたします。
ここで改めて、未来さんのプロフィールをご紹介します。
角野未来の経歴は?
▪️プロフィール
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生誕:1998年、千葉県生まれ。
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家族・環境:母・角野美智子氏がピアノ講師であり、幼少期からピアノ環境に包まれて育ちました。
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兄にピアニストの 角野隼斗 がいます。
▪️音楽教育・学歴
・幼少期:3歳からピアノを始めます。
・中学校:浦和明の星女子中学校卒業(2014年3月)
・高校:東京藝術大学附属音楽高等学校 卒業(2017年3月)
・大学:東京藝術大学 音楽学部器楽科ピアノ専攻 卒業(2021年3月)
・大学院:同大学大学院音楽研究科ピアノ専攻 在学(2023年時点)
・海外拠点:2023年秋よりフランス(リヨン国立音楽院 マスター課程)へ留学中
東京藝術大学大学院は休学中で2026年卒業予定
▪️主な受賞・コンクール歴
・2016年 第17回ちば音楽コンクール 全部門最優秀賞
・2016年 第17回ショパン国際ピアノコンクール in Asia コンチェルト C部門 アジア大会金賞・コンチェルト賞。
・2017年 第19回ショパン国際ピアノコンクール in Asia プロフェッショナル部門 アジア大会銅(銀)賞。
・2023年 第21回東京音楽コンクール ピアノ部門 第3位。
・その他:大学在学中に「藝大クラヴィーア賞」「アカンサス音楽賞」「同声会賞」受賞。
▪️主な共演・演奏活動
・学内オーケストラ(藝大フィルハーモニア管弦楽団)と在学中に共演。
・国内外のオーケストラと共演。例:日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団。
・海外公演:ニューヨーク・カーネギーホール「The Passion of Music」出演。(7歳)
・リサイタル・アンサンブル・ワークショップ形式の演奏会も手掛けています。
お兄様の角野隼斗さんにも負けず劣らない素晴らしい受賞歴ですよね。
お兄さんは25年11月 ニューヨークのカーネギーホールで演奏会が予定されています。
未来さんの場合は5歳でニューヨークのカーネギーホールで演奏してますから、未来さんの方が早いですね!
角野未来 まとめ
角野隼斗氏を兄に持つ角野未来さん。アグレッシブな行動力はお兄さんと似ている感じがします。
急に中学受験に臨んだり、高校をエスカレーターではなく自分で選んで努力して家族のサポートを受けながら東京藝術大学、大学院へと進みそしてフランス留学!
莫大なエネルギーと運をご兄弟ともお持ちなんだとつくづく思います。
それをいとも簡単そうにやられているのが、本当に素晴らしい!
日本に戻られるのかは、わかりませんが、これからも目が離せないですね!
▪️お兄さんの角野隼斗氏のエピソードはこちら


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