25年11月に「世界最高峰の音楽の殿堂」ニューヨークの「カーネギーホール」での演奏を大成功に収め、日本の「Kアリーナ横浜」でも世界一のチケット発売枚数を誇る角野隼斗氏!
元旦には、ご結婚の知らせも届いた、大人気の角野隼斗氏がテレビに出演しました。
その模様をお伝えします。
角野隼斗が「題名のない音楽会」に出演!?
「題名のない音楽会」といえば放送60年超えを誇る長寿番組。
この番組には角野氏は過去2回出演されており、今回が3回目の出演となります。
今回は1月24日放送で、収録は25年の12月17日 東京文化会館での収録でした。
ですので、ご本人の結婚報道前の収録でしたので、ご結婚の話は当然ですがありませんでした。
屋内のソロピアノリサイタルで販売した最多枚数でギネス受賞!?
番組の冒頭で横浜Kアリーナでのギネス受賞の模様を伝えていました。
2025年11月29日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催したソロピアノリサイタルにおいて、「屋内のソロピアノリサイタルで販売されたチケットの最多枚数」としてギネス世界記録™に認定されました。
その数18,546枚。
公式のギネス世界記録なので、ソロピアノリサイタルで世界最大級の音楽特化型アリーナでほぼ満席を埋める、前例のない大規模チケット販売記録を達成したことになります。
すごい記録ですね!
ですが、個人的になかなかチケットが取れないのはどうしてなのか不思議です!
ギネス記録はピアノ関係ですとその他の記録では最長演奏時間(130時間)、最も早い鍵盤ヒット数(1030回)とか面白い公式記録もあります。
ギネス記録って面白い!
それでは、番組の様子をお伝えします。
恩師 ジャン=マルク・ルイサダ氏とは?出会いは?
今回の放送は、角野氏のピアノ恩師の一人、フランスのジャン=マルク・ルイサダ氏(Jean -marc Luisada)が出演され、角野氏との連弾を披露してくれました。
それぞれ1曲づつ演奏した後、連弾で3曲披露していただきました。
角野氏との出会いは氏がフランスに留学していた時、彼の演奏を聴き、一目惚れならぬ一聴ぼれをして、知人の作曲者を通じて会うことができ、それからレッスンを受けるようになったのが始まりです。
番組でお顔も拝見しましたが、優しそうな感じが印象的で”ペダルの踏み方が難しい”という連弾の面白いエピソードをジェスチャーを交えながら話してくれて、お茶目な一面が出ているインタビューでした。
氏は1984年に一度来日し2005年には日本の「NHKスーパーピアノレッスン」に講師として出演していました。
2025年12月には角野氏と東京、大阪、岐阜で共演もしています。
ところでジャン=マルク・ルイサダ氏とはどんな方なのでしょうか?
ジャン=マルク・ルイサダ氏とは
フランスから独立して間もない北アフリカに位置するチュニジア共和国の生まれで、フランスのクラシック音楽のピアニストです。2026年で68歳です。
日本では「ルイサダ」の愛称で呼ばれていて「詩的で繊細なショパン解釈で知られる、フランスの名ピアニスト」です。
パリ音楽院で学び、1985年のショパン国際ピアノコンクールで入賞をきっかけに世界的評価を確立。
以降、ヨーロッパを中心に主要ホールで活躍し、ショパン、シューマン、ドビュッシーなどロマン派・フランス音楽を得意としています。
技巧を誇示するタイプではなく、音色の美しさと内面的な表現力を重視するスタイルで、多くのクラシックファンから根強い支持を受けています。
この辺は角野氏の時折見せる繊細で優しい表現に生かされていると思います。
ではその演奏状況をお伝えします。
角野隼斗がルイサダ氏と初共演。連弾!?
ショパン ワルツ OP.18「華麗なる大円舞曲」
最初の曲はショパンの「華麗なる大円舞曲」を角野氏が最初にソロで弾きました。
この曲は誰もが一度は聴いたことがあるに違いない曲で、当時21歳の若きショパンがサロン文化の中で才能を一気に開花させた曲です。
華やかな舞踏会の世界を感じさせる曲で軽やかな明るい旋律の中に気品と繊細さがあり、ショパンらしい美しさが現れている曲です。
今日の角野さんは恩師の前のせいか、やや興奮気味で演奏していてエネルギーが溢れていました。
ショパン マズルカ Op.17-4
2曲めはルイサダさんが弾きました。
こちらも若き日のショパンの曲で静かで落ち着いた雰囲気を持つピアノ曲です。
「マズルカ」はポーランドの民族舞曲のリズム形式を基盤にもつ曲で、ショパンの祖国への思いをこの形式に残したとされています。
この曲は物思いに耽るようなやさしく切ない表情を持つ曲でショパンらしい繊細なメロディと独特のリズムが特徴的です。
この曲を恩師のルイサダさんが、詩を朗読するが如く弾いてくれました。
「舞曲の形を借りたショパンの内面的な詩」といえます。
そしていよいよ 連弾となりました。
連弾 G.フォーレ 組曲「ドリー」第1曲 「子守唄」
角野隼斗氏との連弾の最初はG.フォーレ(ガブリエル・フォーレ)の曲です。
日本ではショパンほど有名ではないと感じますが、フランスを近代音楽を代表する作曲家の1人です。
また日本でも有名な作曲家の一人「ラヴェル」にも影響を与えた教育者の一人でもあります。
派手さよりも洗練された和声と繊細な感情表現を大切にする作風が特徴で、「シシリエンヌ」や今回の「ドリー」など静かな美しさを讃えた名曲を残しています。
「ドリー」は成長していく少女ドリーの姿を描いた6曲からなる組曲で今回の「子守唄」は全曲の“入口”であり、作品全体の雰囲気を決定づける存在です。
幼少期の無垢さなどが表現されており、優しく穏やかな世界観がのちに続く曲たちの土台となっています。
ここではお二人の華麗で繊細な指遣いが素敵なハーモニーを奏でていました。
曲の終わりに二人が微笑み合う表情がなんともいえない信頼の証のように見えました!
連弾 ラヴェル 「マ・メール・ロア」 第1曲・第3曲
連弾の2曲目はラヴェルの「マ・メール・ロア」です。
こちらは連弾のために作られた組曲で5話で構成されているおとぎ話の組曲です。
マメールロア(Ma mère l’Oye)はフランス語の直訳では「私のお母さんがちょう」ですが日本では「マザーグース」として理解されています。
日本では童謡として知られるマザーグースの世界を音楽で描いた作品」と言えるかもしれないです。
第1曲は「眠れる森の美女のパヴァーヌ」という曲でゆっくりとした静かな曲。
ラヴェルらしい透明で洗練された響きがきわ立ちます。
最初のドリーでは高音部をレイサダさんが弾き、低音部を角野氏が弾いていましたがこの曲は反対にレイサダさんは低音部を高音部を角野氏が弾いています。
第3曲では「パゴダの女王レドロネット」です。
全体は物語になっており、ラヴェルはその一部分を曲にしたと伝えられています。
パゴダというのは中国の陶器でできた首振り人形のことで、女王レドロネットとの場面を描いています。
西洋から見た東洋を意識して作られており、東洋的な旋律が特徴的です。そのため角野氏は高音部の黒鍵のみを弾く構成になっていてエキゾチックな響きをラヴェルは出しています。
これは当時のフランスで流行していた異国趣味に影響と言われています。
ここでもお二人の信頼に満ちた師弟関係を表す笑顔で肩を抱き合う姿が印象的でした。
まとめ
・26年1月24日 テレ朝系「題名のない音楽会」にて角野隼斗と世界的ピアニストジャン=マルク・ルイサダさんと師弟共演
・ショパン、ラヴェルを中心に初連弾
これからも目が離せません。
▪️角野隼斗

▪️角野未来



コメント