ジェイク・シマブクロさんといえばウクレレの名手です。
ウクレレ界の「ジミーヘンドリックス」とも言われるほど革新的な演奏スタイルで知られています。
ハワイアンからロック、クラシックなど幅広いジャンルの音楽をウクレレの可能性を広げています。
そんな彼が愛用しているウクレレについてまとめてみましたのでご覧ください!
ジェイク・シマブクロ ウクレレモデルのメーカーは?
ジェイク氏の使用しているウクレレは「カマカ・ウクレレ」といい、ハワイ最古のウクレレ制作会社です。
2015年と2018年に「ジェイクブルーエディション」としてジェイクモデルが製作され、根強い人気があります。
ブルーエディションということでウクレレの外周部に綺麗なブルーのラインの入ったウクレレで、持ってて自慢できそうな楽器です。
この制作会社は100年以上の歴史を持ち、すべての材料をハワイ内で調達しています。
ハワイアンコアというハワイ特有の木材を使うことで、美しい響きと美しい木目に特徴があります。
ウクレレには大きくギターの形をしたものと、ちょうど8の字をしたパイナップル型のものがあり、後者は「パイナプルウクレレ」と呼ばれ人気があります。
ウクレレには4種類大きさがあり、サックスと同様、ソプラノ、コンサート、テナー、バリトンの4種類あります。
コンサートウクレレは、サックスでいうところのアルトに該当します。
サックスはテナーやアルトなど大きさによってキーが違いますが、ウクレレはいくつかのチューニング(調弦)方法があり、大きくても小さくてもどのチューニングでも良いです。
人によったり、曲によって調弦を変える様です。
さすがハワイ育ち! ものすごく自由ですね!
ところで、ウクレレの発祥はご存知でしょうか?
実は19世紀の中旬ごろ ポルトガルの移民がもたらした「ブラー二ャ」というギターに似た小型楽器がルーツと言われています。
ハワイで「ウクレレ」と呼ばれるようになったのは19世紀後半で、ハワイ語で「飛び跳ねるノミ」のことだそうです。
そう呼ばれれている理由は諸説あり、「早い指使い」のことを指したり、「伝えた人物のこと」という説もあります。
その後は暮らし始めたポルトガル人の家具職人とハワイの木材によって今の「ウクレレ」が誕生し育っていったと言われています。
ジェイク・シマブクロがウクレレメーカーを設立?
日頃はカマカ・ウクレレを愛用のジェイク氏ですが、弟のブルース・シマブクロさんと一緒についに2018年ウクレレメーカーを設立しました。
その名も「Shima Ukulele」(シマウクレレ)で家族で経営しています。
ウクレレの設計をジェイク氏自らが担当し、コンサートの使用でも耐えうる品質のものを、無理のない価格で提供するという企業理念です。
その特徴は安定した音色を響かせる「マホガニー」という木材を使い、少し長めのネックで指を押さえるネックの幅が広めになっていて弾きやすいとのこと。
初心者にも使えて、音が優しく響きます。
日本でも一部の大手楽器店で取り扱っています。
ジェイク・シマブクロ ウクレレの弦は?
ジェイク氏の弦はアメリカNY に拠点を置く「ダダリオ」というメーカーの「モノフィラメント」というテニスのガットに使われている素材の弦を使っています。
テニスのガットにも使われる強いテンションの弦なので、ソロ演奏に向いています。ジェイク氏には不可欠ですね!
一方で強いテンション(張力)をかけて張るので、古いヴィンテージのウクレレには向いていません。
古いウクレレには、緩めの弦が望ましく、弾き方も指で優しく撫でる感じが良いかと思います。
ジェイクシマブクロのウクレレ まとめ
・ジェイクシマブクロのウクレレは、カマカ・ウクレレ社の製品。
・カマカ・ウクレレ社は2018年に「ジェイクブルーエディション」というジェイク氏の冠をつけた機種をリリース。
・2018年にジェイク氏と弟のブルース・ジェイク氏でウクレレメーカーを設立。
▪️ジェイクシマブクロ氏の家族について

▪️ジェイクシマブクロ氏 日本公演について

コメント