寺久保エレナさんは、サックス奏者だけでなく、フルート奏者、クラリネット奏者、作曲家、教育者でもあります。ニューヨーク在住。
小さい頃から天才少女と語られ、国内外のベテランミュージシャンからも高い評価を受けています。
そんなエレナさんを紹介します。
- 寺久保エレナさんの年齢、プロフィール、身長は?
- 2004年 札幌ジュニアジャズスクールオーケストラ入学
- 2005年 13歳 最年少でボストンバークリーアワードを受賞
- 2010年 アルバム「NORTH BIRD」でキングレコードのジャズレーベル Blue in GreenからCDデビュー
- 2012年 世界3大ジャズフェティバルの一つ「モントルージャズフェスティバル」に出演
- 音楽プロデューサーに「ヴィンセント・ハーリング」を迎え、「師匠」として腕を磨きました。
- 2018年 キングレコードよりリーダーアルバム5枚目「リトル・ガール・パワー」をリリース
- 2019年キングレコードより6枚目のアルバム「アブソルートリー・ライブ」をリリース
- 現在はアメリカツアー、ヨーロッパツアーで世界を飛び回っています。来日が待ちどうしいですね!!
寺久保エレナさんの年齢、プロフィール、身長は?
寺久保エレナさんは、1992年4月30日、札幌生まれ。
2025年で33歳になります。
エレナさんには、弟ではなく、9歳年下で従兄弟の「寺久保怜矢」さんがいます。
怜矢さんもミュージシャンで、トランペッターです。
エレナさんは、6歳からピアノを習い始め、2001年9歳の時、プロのジャズバンドの生演奏を聴きに行きサックス奏者になりたいと決めます。
他の活躍しているミュージシャンの方もそうですが、早くから自分の役割を知っているんですね!
2002年アルトサックスの巨匠の一人、「チャーリーパーカー」の本を読み、ジャズの勉強を始め
る。
2004年 札幌ジュニアジャズスクールオーケストラ入学
同校は札幌にある音楽スクール。
アニメ「Blue Giant」のサックス演奏で有名になった「馬場智章」氏や日本のトランペットの第一人者「日野皓正」氏も小学校1年生から中学3年生までの9年間在籍したというすごい学校です。
2005年 13歳 最年少でボストンバークリーアワードを受賞
これを機に渡辺貞夫、日野皓正、山下洋輔など、日本のトップジャズミュージシャンと共演!!
因みに、このアワードは、従兄弟の怜矢さんも受賞しています!
2010年 アルバム「NORTH BIRD」でキングレコードのジャズレーベル Blue in GreenからCDデビュー
2010年といえば高校3年生。すでにアルバム出せる実力をお持ちでした。
2010年 東京JAZZ2010で、Ron Carter(b)、Ommer Hakim(ds)、Will Bouware(pf)と共演
これはすごいことで、ロンカーターといえばベース界のみならずジャズ界でも重鎮の一人。
映像が残っていますが、演奏は本当に高校生とは思えない迫力とフレージングで、演奏後 ロンカーターがエレナさんの頭?にキスしているのが印象的です。
2012年 世界3大ジャズフェティバルの一つ「モントルージャズフェスティバル」に出演
2015年 活動拠点をニューヨークに移す
2016年 4枚目のアルバム「A Time For Love」をリリース。
音楽プロデューサーに「ヴィンセント・ハーリング」を迎え、「師匠」として腕を磨きました。
ヴィンセント・ハーリングは巨匠チャーリーパーカーを継承するアルト奏者の「キャノンボールアダレイ」の再来と言われ、注目を浴びた人です。
エレナさんはチャーリーパーカー推しなので師匠にしたのかもしれません。
2018年 キングレコードよりリーダーアルバム5枚目「リトル・ガール・パワー」をリリース
この時のエピソードで、周りのミュージシャンが2mオーバーの人たちでした。写真を見ると確かにものすごく小柄に見えます。ライブ映像を見ると160センチぐらい。
2019年キングレコードより6枚目のアルバム「アブソルートリー・ライブ」をリリース
立て続けに2枚のアルバムをリリース。
その後は日本国外のライブを積極的に行い、コロナを経て、現在は拠点が主に海外です。
現在はアメリカツアー、ヨーロッパツアーで世界を飛び回っています。来日が待ちどうしいですね!!
11月はニューヨークで、「ブルノートNY」や「ジャンゴ」でのライブが予定されています!!
寺久保エレナさんの使用楽器は?
エレナさんは使用楽器はアルトサックス、ソプラノサックス。
本体はセルマー社のリファレンスモデルを使用しているようです。
マウスピースは「MALTA MODEL」やKen Okutsu のカスタムマウスピース その名も「ヴィンセント・ヘリング」モデルを使用しているようです。
「ヴィンセント・ヘリング」氏は2016年エレナさんの4枚目アルバムで、音楽プロデューサーを務めたサックス奏者。
エレナさんが「師匠」と尊敬している人ですね。
師匠モデルを使用するのは、自然なことかもしれません。
余談ですが、私のサックスも古いセルマーのモデルで、マウスピースは定番のメイヤーでした。
寺久保エレナは、別名「北のチャーリーパーカー」
エレナさんは札幌生まれで、別名 「北のチャーリーパーカー」と言われてます。
個人的には響きがあまり好きではないのですが、本人のヒストリーからすると嬉しいかもしれません。
何しろ、チャーリーパーカーといえばアルトサックスでは巨匠の一人であり、エレナさんも小さい頃チャーリーパーカーの本を読んで、ジャズの勉強を始めました。
その後のインタビューでは、「朝起きたらバード(チャーリーパーカー)を聴き、夜はバード(チャーリーパーカー)を聴きながら寝ていた」と答えてます。
また、ジャズボキャブラリー、フレージング、音楽理論、サックスの可能性について、チャーリーパーカーから多くを学んだと答えてます。
まとめ
寺久保エレナは1992年4月30日 札幌生まれ
従兄弟は寺久保怜矢でトランペッター
最年少13歳でボストン バークリーアワードを受賞。
日本のベテランジャズミュージシャンの日野皓正氏(Tp)、山下洋輔氏(P)、渡辺貞夫氏(s)などと共演
2012年 世界3大ジャズフェスティバル モントルージャズフェスティバルに出演
2014年バークリー音楽大学を卒業
2015年活動拠点をニューヨークに移す
2019年までに6枚のアルバムをリリースし、現在 海外でのツアー中。
2024年11月はニューヨークで、ブルーノートNYやジャンゴなどのライブが予定されている
来日が待ちどうしいですね!!
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