村越葵(あおい)のサックスライブレビュー(日本凱旋ツアー2025)いたします。

ジャズ界の名門 バークリー音楽大学在学中で話題の新星サックス奏者 村越葵(あおい)さん。

現在19歳で期待の新人です。

これから伸びていく才能を確認していただければと思います!

6月17日に東京目黒の「目黒BLUES ALLEY JAPAN」で行われた「日本凱旋TOUR2025」をレビューいたします。

ライブの概要やステージの様子などをまとめていますのでご覧ください

村越葵 ライブレビュー 日本凱旋ツアーとは?

村越葵 日本凱旋TOUR2025

日程:2025年6月17日(火)   18時開場/19時開演 2ステージ

会場:目黒BLUES ALLEY JAPAN

出演者:村越葵(サックス)、小川悦司(ギター)、青柳誠(ピアノ)、納浩一(ベース)、小松伸之(ドラム)

村越葵さんは現在名門バークリー音楽大学に在学中で1年目を終えたところ。

お休みを利用して日本に帰国!

その間 アメリカでの凱旋1年目を記念して日本をまわるツアーです。

バークリーは春学期が1月から5月。秋学期は9月から12月なのでその間を利用してのライブかと思われます。

シーズンが2つに分かれていて、1stシーズンは5月から6月。2ndシーズンは7月から8月です。

全部で25ステージも予定されていて、人気が伺えます!

1stは盛岡スタートで、仙台、山形、東京御茶ノ水、横浜、名古屋、金沢、大阪、京都、神戸、浜松、そして今回の東京目黒で1クール終了です。

折り返して秋田、青森、福島、新潟、札幌、旭川、帯広、釧路、大阪、名古屋、ときて東京目黒で2クール目終了予定です。

結構ハードですよね。

ですが元気一杯の19歳! きっと毎日が楽しいはず!!

スタジオクロックも学生時代 サックスに明け暮れた日々を思い出すと元気が出ます!

村越葵 ライブレビュー 会場の雰囲気は?

今回会場の目黒ブルースアレイ。このブログでもお馴染みの会場です。

席数が130席あるこの会場は比較的 ゆったりと食事とお酒を楽しみながらライブを鑑賞できる会場です。

始めてジャズライブに行ってみようと思われる方に最適です。

堅苦しくもなく、ロック専門のようなアグレッシブな会場でもなく、気軽に来れて場所も目黒で駅にも近いのでライブに始めていく方にはとっても入りやすいと思います。

今回はちょうどいい感じの入り具合で、過密でもなく、少なくもない良いステージでした。

お客さんはダンディな方から村越さんの若いお友達などもいらして多彩なオーディエンスでした。

全体的に若い村越さんを見守るような感じで、柔らかい会場の雰囲気でした。

村越葵 ライブレビュー サックスは?

葵さんのサックスの音は雰囲気とは違い、なかなか骨太の音でバークリーに行かれてるだけあって本格的なジャズアドリブの連続です。

アニメやポップスなどにぶれず、著名ジャズナンバーをどんどん演奏されています。

吹き方も女性には珍しく「グロー奏法」というテクニックも使っています。

今回のライブにも時折 披露してくれました!

グロー奏法というのは、ソウルシンガーがサビの時に唸るような感じの歌い方に似たサックス奏法で曲の盛り上がりによって使うと印象的な表現が可能です。

デビューアルバムの「Bicolore」でもサックスの巨匠コルトレーンやウエインショーターといった今のサックス奏者に影響を与えているようなアーティストの曲を堂々と演奏しています。

今回のライブでも披露してくれました。

1stステージで6曲 2ステージで6曲 アンコール1曲を演奏。

トークは慣れない感じがとってもフレッシュで微笑ましい。思わず目を細めたくなります!

2025年8月には新しいアルバムを発表するそうです。

「OUT OF THE BLUE」というタイトルで巨匠というよりは現代的なアーティストの楽曲と葵さんのオリジナル曲で構成されているそうです!!

楽しみですね!

村越葵   ライブレビュー  まとめ

・村越葵 バークリー音楽大学在学中の新星サックス奏者で日本に帰国中、凱旋ライブを展開。8月まで続く

・全25ステージの中間 12ステージ目が今回の目黒でのステージ

・ジャズらしい骨太のサウンドとフレーズが村越葵の持ち味

・1stアルバム 「BiOCLORE」や今回のライブではコルトレーンやウエインショーターといった巨匠たちの曲を堂々と披露。大物感あります。

・2025年8月に2枚目のアルバム「OUT OF THE BLUE」をリリース予定

 

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