13歳で名門バークリー音楽大学へ――。
“天才ジャズピアニスト”古里愛さんの才能は、父親や母親からでしょうか?
実家は毎日ジャズライブが行われるカフェ&バー。
プロの演奏が日常という、まるで小さなジャズライブハウスのような環境で愛さんは育ちました。
なぜ12歳で名門音楽大学受験に挑めたのか。
そして家族全員で支え続けたその驚くべき軌跡とは――。
古里愛の父親は?母親は?
愛さんのご家族はお父様とお母様で3人家族です。
13歳で天才ジャズピアニストと言われているのはご両親の影響なのでしょうか?
父親はヴォーカル? 母親も!?
愛さんのお父様は古里真(ふるさとしん)さんと言います。
「まこと」と呼ばれがちですが、「しん」との記述が多いです。
若い頃はロック系ボーカルをやられていました。
そしてお母様は古里智子(ふるさとともこ)さんといいなんと、ジャズピアニストでジャズヴォーーカリスト。
東京 町田市で「カフェ&バー アイビー」というライブバーを経営しながら、時折ご自分でもお歌いなさっており映像が残っています。
このお店はほぼ毎日15時からプロのハウスミュージシャンの方などによるライブを開催されていて、いつもジャズライブを聴ける状態になっています。
調べてみると確かにライブスケジュールがいっぱいでした!
お店がジャズライブ会場なので、日頃からジャズが身近にあったということですね!
愛さんのジャズルーツはご実家のライブバーと言っても過言ではないかと思います。
家庭環境が天才ジャズピアニストを育てた!?
ご両親がミュージシャン。実家がカフェバーで毎日ジャズライブが繰り広げられる。
そんな環境で愛さんは誕生しました。
実家がジャズライブバーで毎日プロのジャズミュージシャンが来て、間近に演奏風景が観れるというのはかなり特殊な環境ですが、一番の英才教育かもしれません。
毎日見てればみんなピアノが弾けると錯覚するのも無理ないですね。
音感は大体3歳ぐらいまでに完成すると言われています。
なので大抵ミュージシャンの方は3歳ぐらいから習うようですが、愛さんは0歳から、もしかしたらお腹にいる頃から聞いていたかもしれません。
実はスタジオクロックも音楽教室に通っていましたが、3歳からの音楽教室はジャズコースというのはまずなく、どちらかというとクラシックの基礎の基礎でドレミを感じ、リズム感を養うのが通常です。
お母様のご説明だとおそらく最初からピアノを弾けていた感じですね!
天性と環境と、もちろん幼い頃から愛さんは努力家だったのだと思われます!
そこからどういうステップで12歳で名門音楽大学に受験することができたのでしょうか?
そもそもいくら天才でも小学生で大学は受験できるのでしょうか?
アメリカはそうなの?
なぜ12歳で名門バークリー音楽大学を受験できるの!?
愛さんは8歳までクラシックピアノを習っていました。
そこにあのコロナ禍が世の中を襲います。
学校が休校になり家でピアノを練習する時間が増えました。
そこでもっと本格的にピアノを勉強したいと母親に相談します。
実はお母様は昔、国立音楽院(くにたちおんがくいん)という音楽専門学校に通っていました。
そこで紹介をしてもらい音楽院の初等部に入学します。
これがジャズを始めるきっかけとなります。9歳の時です。
そして音楽院の先生にバークリー音楽大学出身の先生がいらして助言をいただきました。
ラジオでその頃のことをこう話しています。
国立音楽院で演奏しているときに、先生が「そんなに弾けるのならバークリーに行ったらいいんじゃない」と言ってくださって。
そこからバークリーに入ることを目指し始めました。
引用:JWAVEーNEWS https://news.j-wave.co.jp/
9歳でそんなことを先生が助言するのは、かなりの腕前だったと推測します。
世界的ピアニストの一人に「上原ひろみ」さんというピア二ストがいらっしゃいます。
なんと、ひろみさんの曲を9歳の愛さんが演奏していて映像がまだ残っています。
目も耳も疑うようなその演奏は迫力で、ひろみさんの超絶技巧のフレーズをいとも簡単に、しかも譜面なしですらすら弾いている映像が残っています。
正直 神がかっています。
ひろみさん自身も超絶技巧のピアニストとして有名です。
スタジオクロックも名手のアドリブを練習するためにアドリブを譜面に起こすことから始めますが、超絶技巧だけにフレーズが早すぎて耳がというか脳みそが追いつかず省略することがほとんどです。
それを考えると譜面に落として練習はしていないのでしょう。
おそらくコード進行に合わせて自分で創作していたかも知れません。
そのぐらい早すぎて追いつけませんでした!
その後愛さんはバークリーのサマーキャンプに参加したり、教授の方々の話を伺って1日も早く入りたいと願っていました。
しかしですよ。小学生が大学を受験するってどういうことでしょう?
そんなことできるのでしょうか?
大学入学にはアメリカの高校卒業資格が必要?!
そうですよね!やっぱり!
じゃあ高校卒業してから受験?と思いきや愛さんは違いました。
なんと小学生の愛さんがアメリカの高校卒業資格をたった2年間で取得するという快挙を成し遂げました。
その頃のことをこう語っています。
大学入学にはアメリカの高校卒業資格が必要だったので、そのための勉強を必死でしました。
約2年間、毎日12時間くらい勉強をして、高校3年生までの勉強を終えました
引用:KIDSNA https://kidsna.com/
東京インターハイスクールという高校卒業受験資格の得られる学校にも通い、数学は獣医である祖父からオンラインで学びました。
高校だと微積分なんかもあるのでは?
超難関中学でもそこまでの問題はないと思われます。並外れた信念と努力。
ここまで来るまでにはたくさんの障壁があったと推察します。
家族で全力で支えてきた軌跡が感じられます。
ところでバークリー音楽大学はアメリカなので授業は英語です。
どうやって身につけたのでしょうか?
2歳から8歳までインターナショナルスクールに通う
現在では、幼稚園や小学生ぐらいから始める方も多いですが、日本では「英語」というと中学生ぐらいから、例のディスイズアペンみたいなところから始める気がします。
愛さんは2歳からインターナショナルスクール通学していました。
やっぱりご両親は世界戦略を最初からお持ちだったのでしょうか!
こうして愛さんは数々の難関を乗り越え、12歳の時 名門バークリー大学の受験を受けることができました。
しかし受験したからといって合格するとは限りません。どんな状況だったのでしょうか?
受験会場がライブ会場に?
音大の受験って試験官が並んで座って、課題曲を弾いて採点して「はい次の人!」みたいな、会社面接的なイメージがあるのですが、バークリーは違いました。
試験官は一緒に演奏に加わるという、さすがジャズですね。
その時のことを次のように話してくれています。
印象に残っているのは、自由曲の課題。私がピアノを弾き始めたら、試験官の先生方がもうライブですか?っていうくらい、めちゃくちゃ盛り上がってくれたんです。
「いいね、それ誰の曲?」と聞かれて「自分で作ったオリジナルです」と答えたら、「本当に!? ちょっとご両親を呼んできてよ」と。
やってきた両親を前に「おめでとう! 彼女の演奏は素晴らしいから、入学をサポートするよ」
引用 AERA KIDS https://dot.asahi.com/
そして 夏ごろ合格通知がきて、全額授業料免除で入学が決まりました。(24年8月)
やはり凄まじい本人の努力と温かく手厚い家族ぐるみのサポートが実を結んだといえます。
古里愛 目標は20歳までにグラミー賞受賞?!
24年9月から授業が始まりました。
大学では音楽だけでなく、現代社会や英語の授業もあり多彩な授業を受けています。
その中で憧れのベーシストとの出会いなども経験し充実した毎日を送られています。
自分の将来についてのインタビューではこんな風に語っています。
いまの目標は、世界一の音楽賞であるグラミー賞を受賞すること。
グラミー賞を取って世界一のピアニストになるまでは、一番の楽しみだったゲームをやらないと決めました。
引用:AERA KIDS https://dot.asahi.com/
大変ですね、これは。取れるまでゲームやらないとは。
そのためにお父さんはお酒を、お母さんは主食の甘いものを断つとか。
最近はもっと早く取ろうと考えているとの回答でした。
そうですよね。それまで、本人もそうですが、お酒を飲まないお父さんに敬服します。
25年のお正月は帰国して、ホームタウンの町田で過ごしながら、恵比寿のブルーノートなどでライブ演奏をしたり、4月にもお茶の水ワテラス ジャズオーディトリアにも出演してくれました。
愛さんは2011年8月生まれなので、26年は15歳。
20歳までには5年もあるので、受賞できそうな気がしますね!
古里愛 まとめ
・2011年8月 埼玉県狭山市生まれ、東京町田市育ち
・実家はカフェ&バー。毎日ジャズライブがある
・ジャズピアニスト、ジャズボーカルの母 古里智子の影響もあって9歳から国立音楽院にてピアノを専攻
・壮大な努力と家族の全力サポートにより13歳にして名門バークリー音楽大学に飛び級で進学。
・現在在学中

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