キャンディ・ダルファー CM(HONDA)に出演?サックスアゴーゴーが大ヒット!

キャンディ・ダルファーは、世界的に有名なオランダ出身の女性サックス奏者で、ファンクやスムースジャズの分野で活躍しています。

キャンディは日本のCMに出演してたことや使用楽器などもまとめてみましたので、ご覧ください!

キャンディダルファー CMに出演

キャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)は、1994年に日本の自動車メーカー・本田技研工業(ホンダ)の「シビック」のテレビCMに出演しました。

このCMでは、彼女の代表曲「Sax-a-Go-Go」が使用され、彼女自身もサックス演奏を披露しています。

このCMは、彼女のファンキーでスタイリッシュなイメージとシビックのブランドイメージがマッチし、視聴者に強い印象を与えました

キャンディ・ダルファーは、1990年のデビューアルバム『Saxuality』で世界的な成功を収め、1993年にはセカンドアルバム『Sax-a-Go-Go』をリリースしました。

このアルバムは日本でも高い評価を受け、彼女の人気が高まっていた時期に、ホンダのCM出演が実現したと考えられます。

彼女の音楽とパフォーマンスは、日本の視聴者にも強くアピールし、CMの成功に寄与しました。

キャンディダルファー 使用楽器

キャンディ・ダルファーは、キャリア初期から長年にわたり、セルマー・マークVI(Selmer Mark VI)アルトサックスを愛用していました。

やはり、マークⅥ(6)ですね。

ヴィンテージかつ名機なこのサックスは数多くのプロミュージシャンが使用しています。

このモデルは、サックス奏者の間で非常に評価が高く、彼女の初期の作品やライブパフォーマンスでも頻繁に使用されていました。

2007年には、スイスの楽器職人トーマス・インダービネン(Thomas Inderbinen)製のアルトサックスに一時的に切り替えました。

インダービネンのテナーサックスは、「フランスのクリアな音色」と「アメリカの深みのある音色」を融合させることを目指して設計されました。

その結果、非常にダークで芯のある音色を持ち、ジャズからフュージョンまで幅広いジャンルで活躍できる柔軟性を備えていると言われています。

その後、2012年からは、アムステルダムのFriso Heidingaが設立したAmsterdam WindsFree Wind Altoモデルを使用しています。

このサックスは、オランダ・アムステルダムの職人Friso Heidingaによって手作業で製作された、極めて希少かつ高品質なアルトサックスです。

生の真鍮から叩いてサックスを作り上げる様はまさに職人技です。

彼女専用のマウスピースも用意されています。

彼女はこのサックスに「Louise(ルイーズ)」という愛称をつけ、現在もメインの楽器として使用しています。

驚いたことに、どの時代のサックスでもキャンディ・ダルファーの音はキャンディ・ダルファーの音なのです。

彼女の曲はどちらかといえばパンチの効いたファンクやロックっぽいものが多いので、キレが良くて太い音が似合います。

studioclockが思うに、フレーズは24年に亡くなったデビッド・サンボーンに近い感じがします。

それに加えキャンディは歌って踊るので、ステージは大盛り上がりです。

この辺りが、ファンキー・サックス・クィーンと呼ばれる所以ですね!!

キャンディダルファー wiki

■1960年代〜1970年代

  • 1969年9月19日:オランダ・アムステルダムに生まれる

  • 父は著名なジャズ・サックス奏者、ハンス・ダルファー


■1980年代

  • 6歳:ソプラノサックスを始める

  • 7歳:アルトサックスに転向

  • 11歳:父親のバンドで初レコーディング参加

  • 14歳(1983年):自身のバンド「Funky Stuff」を結成

  • 1988年:マドンナのオランダ公演でオープニングアクトを務め注目を集める

  • 1989年:デイヴ・スチュワート(Eurythmics)との共演曲「Lily Was Here」が欧州で大ヒット


■1990年代

  • 1990年:デビューアルバム『Saxuality』をリリース(グラミー賞ノミネート、100万枚以上の売上)

  • 1993年:セカンドアルバム『Sax-a-Go-Go』をリリース

  • 1994年:日本のホンダ「シビック」CMに出演し、「Sax-a-Go-Go」が使用される

  • 1995年:サードアルバム『Big Girl』をリリース

  • プリンス、ピンク・フロイド、ヴァン・モリソンらと共演


■2000年代

  • セッション・ミュージシャンとして国際的に活躍

  • 2004年:プリンスの「Musicology Tour」に参加

  • 2007年:オランダで自身の音楽番組『Candy Meets…』を開始


■2010年代

  • 定期的に日本を含む世界各地でライブ活動を展開

  • ファンク、ジャズ、ソウルを融合した独自スタイルを確立


■2020年代

  • 2022年:アルバム『We Never Stop』をリリース
     - ナイル・ロジャースとの共演曲「Jammin’ Tonight」収録

  • 現在も世界中で精力的にライブを行っており、日本でも人気が根強いです。

キャンディダルファー まとめ

・キャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)は、1994年に日本の自動車メーカー・本田技研工業(ホンダ)の「シビック」のテレビCMに出演

・キャンディ・ダルファーの使用楽器(アルトサックス)は長年使用していたのはセルマーマークⅥ

・その後イスの楽器職人トーマス・インダービネン製サックスを経てオランダ・アムステルダムの職人Friso Heidingaによって手作業で製作したサックスを使用しています。

・日本での人気も高く毎年のように来日しています。2025年は9月のブルーノートジャズフェスティバルに出演予定

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