星野源といえば、歌にドラマにライブに大人気のアーティスト。
その音楽のルーツとともに、星野源おすすめのジャズ曲、アルバムを少しだけご紹介します!
星野源 ジャズ喫茶が実家?
星野源さんのご実家は埼玉県蕨市にあり、ご両親がジャズ喫茶を経営されていたようです。
元々源さんの祖父の時代は青果店だったそうですが、祖父が亡くなられてからは、父親がジャズ喫茶をはじめられたようです。
「signal」という可愛い名前で、ご自宅の1階でシックな外装のジャズ喫茶を運営されていたようです。
お父様はジャズピアニストを目指されていたらしいので、ジャズ喫茶を開くのは夢の一つだったかもしれないですね。
情報によれば音楽だけでなく、コーヒー豆にもかなりこだわりのあるお店だったようで、凝り性な感じが伺えます。
ところが2015年源さんが紅白歌合戦に出場してからは、ファンが殺到したため閉店されたそうです。人気が出ると大変ですね!
飲食店でもテレビやメディアに紹介されると、どっとお客さんが押しかけ、常連さんが入れなくなり結果、以前の雰囲気がなくなってしまい観光客相手のお店になってしまって良さが消えてしまうという話はよく耳にします。
売り上げが上がる反面、お店のアイデンティティが消えてしまうのは残念な気がします。
星野源のルーツはジャズ?
雑誌のインタビューなどからお父様がジャズピアニスト志望だったという話のほか、なんとお母様も音楽系で元ジャズシンガーだったいうことです。
カッコ良すぎです!
源さんのご家族は3人なので音楽一家だったということで、音楽家「星野源」が生まれるのは必然だったのかもしれません。
お家ではいつも父親が選ぶジャズが流れていてその中で育ったのでジャズは生活の一部であり「星野源の音楽のルーツはジャズだった」と本人もメディアのインタビューで答えています。
スタジオクロックが星野源さんを知ったのは、人気ドラマの「逃げるは恥だが役にたつ」というちょっと変わったタイトルのドラマでした。
その作詞作曲したぐらいしかわからなかったのですが、 俳優もしているしマルチタレントさんという印象でした。
全体的な曲作りはポップス系が主流で都会的、モダンなのでジャズがルーツとは想像が付かなかったですが、改めて聞いてみるとジャズアレンジやジャズの構成で作られているものも見受けられます。
星野源がおすすめするジャズ曲
星野源さんは2022年から3シーズンに渡りNHK教育番組で「星野源のおんがくこうろん」という音楽番組を担当されていました。
この番組は星野源とアシスタントのアナウンサーが全体の進行役で、音楽の分野によって著名音楽家が扮する人形解説員が解説していくというNHKらしい音楽番組。
その中でもジャズはかなりの頻度で紹介されていて、その造詣はさすが!という感じです。
その星野源さんが雑誌の企画で星野源の選んだジャズプレイリストがあります。
10曲ほどあるのですが、その中から3曲ご紹介します。
1.「Study In Brown」というアルバムで「cherokee」という曲です。
星野源さんのコメントによれば、ジャズをあまり聞いたことのない方におすすめとのこと
25歳という若くして亡くなったクリフォード・ブラウンという天才トランペッターとマックスローチという「歌うようなドラム」と言われたドラマーとハロルド・ランドというテナーサックスで構成された曲です。
とっても早いビートで、メロディアス! 聞いていると自然と体が動いてしまう感じのジャズらしい曲です。
スタジオクロックも好きです。
早すぎて、吹けませんけど。
2.「Over sears」トミーフラナガン
こちらはトミーフラナガンというピアニストのアルバムです。
彼はコルトレーンなどのジャズサックスの巨匠たちの名盤にも参加したピアニストです。
このアルバムは彼の初のリーダーアルバムで1957年に発表されたものです。
軽快なピアノソロに合わせ、「ブラシ」というシャカシャカ音のするスティックを使い、早いビートに沿って軽快なドラムリズムを作り出しています。
星野源さんは「ジャズがまだ退屈だった小さい頃にこのアルバムのドラムソロを聞いてワクワクしました。
と綴っています。
最後に。
3.スーパーマリオブラザーズ 地上BGM
これはスタジオクロック的にはジャズ?って感じですが、星野源さんはジャズとしてあげてます。
あの有名なマリオブラザーズのテーマソングですね!
なんでも星野源さんが若い頃 このテーマソングや効果音をいっぱい研究したそうです。
その研究の中でのコメントです。
「そこで作曲した任天堂の近藤浩治さんが、ジャズサックス奏者の渡辺貞夫さんに影響されて、この曲を作ったことを知って。だからか!と答え合わせができた感覚でした。
と語っています。
スタジオクロックとしては、そうなんだ!と感心しきりでした。
その後のスーパーマリオのシリーズでは、渡辺貞夫氏が演奏もしているということで、2度びっくりしました!
ジャズバージョンがあり、とってもおしゃれでナベサダ流にマリオのテーマ曲が演奏されていました!
星野源 ジャズまとめ
・星野源の実家はジャズ喫茶を営んでいた。
・星野源は両親ともにジャズ系一家で、父親はジャズピアニスト志望、母親はジャズシンガーだった。
・小さい頃 ジャズは生活の一部たったため自分の音楽のルーツはジャズ。
渡辺貞夫氏について

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