私がジャズベーシストの石川紅奈さんを知ったのは2年くらい前。
楽器のベースのことを調べていた時に大きなウッドベースを弾きながら、まるで詩を朗読するかのように、歌っている紅奈さんの映像を拝見し、心が震えました。
今もライブやラジオ番組などで大人気の石川紅奈さんのことをまとめてみましたので、ご覧ください。
石川紅奈 off the wall オフザウォール
まさしくこの「off the wall」という曲が私が紅奈さんを発見した曲です。
この曲は、かのマイケル・ジャクソン氏が1979年にリリースした同名のアルバムに収録されていた曲です。
氏が一流のプロデューサーとミュージシャンを使い、自分の意見やアイディアを盛り込んだといわれるアルバムで、歌手としてスタートしたマイケル・ジャクソン氏が文字通り、壁を破ってソロ活動を始める本当の意味での「ファーストアルバム」ともいわれています。
マイケル・ジャクソン氏なので、元はポップスなのですが、これをウードベース1本のベースラインに沿って、紅奈さんが静かに詩を朗読してるかのごとく、詩っている情景は感激します。
日本的に言えばわびさびを感じる渋さで静かなのに動的な躍動感があふれています。
新しいジャズベーシストの「これから」を垣間見た感じがしました。紅奈さん自身もこの曲から広く知られるようになりました。
そしてジャズレーベルの名門 からメジャーデビューするまでになりました。
なぜこの曲なのかというと、お父様がマイケル・ジャクソンが大好きで、子供の頃よく一緒に聞いていたそうです。
石川紅奈 年齢は?
1994年4月 埼玉県生まれ
2025年は31才になります。
同年では、ジャズアベンジャーズのベーシスト「芹田珠奈」さんが同じ年ですね。
名前も最後に「奈」がついていて、この頃 流行ってたんでしょうか。
石川紅奈 wiki プロフィールは?
中学生の時、父親が趣味で弾いていたエレキベースで遊んでいたそうです。
高校生になって地元埼玉県朝霞高校に入学し、人気で入部できなかった「軽音楽部」の代わりにベースが練習できそうな「ジャズバンド部」に入部
高校で「ジャズバンド部」って珍しいですね!
かなり昔から「ジャズ」はマイナーなジャンルと言われていて、ポップス」や「ロック」なんかに比べ、特に若い人には受けてない印象ですが、ジャズがお好きな先生がいらしたんでしょうか。
ベースを初めてしばらくして、顧問の先生の勧めで「ウッドベース」を始めます。
普通は勧められたからといって、はいじゃあ!って感じにはならないのではないかと思うんですよ。
なぜかというと、ウッドベースは大体高さが190センチ、幅が一番大きいところで90センチぐらい。重さも10キロぐらいあって取り回しが大変。
移動は基本車でないと難しいでしょうし、自宅での練習は無理かなと思います。
これは多くの楽器で共通ですが。。
しかしその分重厚な音と存在感は他には出せないので貴重な存在です。
当時は女子高生だったと思うので、すぐにはやりましょう!ってことにはならないのではないかなと予想します。
なので紅奈さんは、かなり特別な存在です!!
そして高校在学中に、名門「国立音学大学」のオープンキャンパスで世界的ピアニストで動画大学の教鞭をとる小曽根真氏のクリニックを受けました。
そこで小曽根氏の目にとまり、セッションの誘いを受け、本格的に音楽の道へと進み「国立音楽大学」に入学します。
ベースを弾きながら歌を歌うコンプセプトは大学時代に芽生える
現在のベース弾き語りのスタイルの原点は、大学時代にあります。
ジャズスタンダードの曲を覚えられないという悩みがあったそうですが、当時のサックスの先生に相談したところ、「メロディを歌いながら練習するといい」というアドバイスから始まりました。
確かにベースの方はベース音が役割なので、低音部を練習するわけですが、メロディがないと何の曲かわからないので、メロディを口ずさむのはいいアイディアですね。
そのきっかけで紅奈さんは今やウッドベースとヴォーカルの弾き語りで、一つのジャンルを開拓し続けています!!
石川紅奈 まとめ
・石川紅奈 1994年4月 埼玉県生まれ
・高校生からウッドベースを「ジャズバンド部」入部をきっかけに始める
・世界的ピアニスト小曽根真氏のクリニックで見出され、本格的に音楽の道へ
・「国立音楽大学ジャズ専修科」卒業後は東京を中心に活動
・2023年ユニバーサルミュージックの「ヴァーブレーベル」からメジャーデビュー。ヴァーヴレーベルはアメリカの名門ジャズレーベル
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