馬場智章 ブルージャイアント 映画のメイキング、wiki風プロフィールは?

サックス好きの私ですが、馬場さんを知ったのは、実はこのジャズを題材にしたアニメ「Blue Giant」が初めてでした。

漫画をあまり読んでこなかったので、漫画の「Blue Giant」を知らず、アニメで知ったというわけです。

映画のメイキングのことなどをまとめていますので、ご覧ください。

馬場智章 ブルージャイアント  映画

2023年2月 ブルージャイアント は上映スタート。

4月の時点で興行収入10億円、観客動員数は60万人を超えました。

そして6月には興行収入12億円を超え、観客動員数は約80万人を超えました。

私も5月ごろ鑑賞しました。

お話としては、「世界一のジャズプレーヤーになる」とジャズに魅了されテナーサックスを始めた青年が様々な困難を乗り越えて一人前のサックス奏者になっていくという青春映画です。

作品の4分の1がライブシーンと言われるだけあって、息つく間も無く熱いライブを何度も見た感覚で、すごい緊張したのを覚えています。

ひとつひとつのライブが音と映像そして曲の迫力がすごくて、思わず演奏に涙ぐみました。

私のように感動した観客や多くの著名人から絶賛コメントが寄せられ、異例の大ヒットロングラン上映となりました。

その流れで、フランスの・アヌシーというところで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭で特別上映されることになり、異例続きの作品となりました。

このアヌシー国際アニメーション映画祭というのは、私も知らなかったのですが、有名な「カンヌ映画祭からアニメ部門が1960年に独立世界最大、世界最古のアニメーション映画祭として行われている映画祭です。

そしてこの「ブルージャイアント 」劇中の主人公「宮本大」というテナーサックス奏者の演奏を担当したのが「馬場智章」氏です。

馬場智章 ブルージャイアント  映画 メイキング

映画音楽は脚本や映像を見ながらイマジネーションして、曲を作る場合が多いです。

ストーリー展開を確認しながら、雰囲気にあった曲をつけていくのが一般的な手法です。

ところが、「ブルージャイアント 」ではなんと、曲を先に作りそれに合わせて映像を作っていく手法がとられています。

それだけに、音質や曲想についてはものすごいこだわりがあり、作曲を世界的ピアニストの「上原ひろみ」さんに依頼したのも頷けます。

そして映画なので、最初に曲があるとはいえ、演奏の長さなどに微調整をする必要があり、制約がある中で見ている人に納得のいく演奏をしなくちゃいけないところが難しいですね!!

今回サックス奏者の選抜はオーディションとのことで、最初から決まっていたのではなかったようです。

最初は外国の方をイメージしていたり、もっと劇中のサックスに近い方もいたとのことでしたが上原さんのイメージに合わず、劇中のサックス奏者になりきれる演奏ができるかどうかがポイントだったようで、馬場氏が選ばれました。

自分だけの個性ではなく、原作者や作曲した「上原ひろみ」さんがイメージする劇中のサックス奏者のイメージに合わせられるかどうかが決め手になったとのことでした。

そのため、最初のテイクではあまりイメージに合わず、撮影の際劇中のステージのように、スポットライトを当て雰囲気を作りながら録音をしたとのこと。

驚いたのは、そうしたやり方だと、上原ひろみさんとの共演ではなく、あくまで上原さんの曲に合わせて演奏をしたんだということでした。

なるほど、自分の演奏ではなく曲作りのための演奏ということがわかりました。

そんなエピソードがありましたが、結果最高の仕上がりでした!!

馬場智章 ブルージャイアント  wiki風 プロフィールまとめ

1992年 札幌生まれ。

4歳から音楽教室でエレクトーンを習う

小学生のとき、札幌ジュニアスクールにてサックスを担当

2005年 アメリカの名門音楽大学で教授職にあるトランペッターの「タイガー大越」により開催されたバークリー音楽大学タイアップの「北海道グループキャンプ」が開催されました。

そこで優秀賞受賞し、バークリーのサマーキャンプに参加

2011年 全額奨学生として、名門バークリー音楽大学に入学

在学中 女性ドラマーでプロデューサー、コンポーザーである「テリ・リン・キャリントン」やトランペッターであり、映画音楽の作曲者で2度のグラミー賞候補に選ばれた「テレンス・ブランチャード」氏と共演をしています。

2016年からは「報道ステーション」のテーマ曲を所属バンド「J-squad」で手がけ

アルバムをリリースしたり、「ブルーノート東京」や「フジロックフェスティバル2017」にも出演しています。

現在は、ブルージャイアント をきっかけにライブ活動で大活躍し、「ジャズオーディトリア2024」でも演奏しました。

馬場智章 ブルージャイアント  まとめ

・アニメ映画「ブルージャイアント 」はジャズを題材とし、シリーズ累計1100万部突破の大人気漫画「ブルージャイアント 」を原作とするアニメ映画」

・2023年2月に公開するも6月には興行収入12億円、動員客数80万人の大ヒット

・音楽を作曲、演奏、監督したのは世界的ピアニストの「上原ひろみ」氏

・劇中でテナーサックスを演奏したのが、馬場智章氏

・馬場智章氏はバークリー音楽大学を卒業し、ブルーノート東京やフジロックフェスティバルにも出演していた実力派

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