本田雅人 の使用楽器は?EWIとは何?プロフィールは?

本田雅人氏といえば、かつては「T-square」というフュージョンバンドで大活躍し、数々の著名ミュージシャンと共演。

今では、ブルーノート東京・オールスター・ジャズ・オーケストラのメインソリストであるほか、昭和音楽大学の客員教授を務められています。

電子管楽器(ウインドシンセサイザー)EWIの第一人者でもあります。

本田氏の使用楽器やEWIの話、プロフィールなどもまとめましたので、ご覧ください。

本田雅人 使用楽器

本田さんの使用楽器はプロ御用達のセルマー社マークⅥが有名でした。

たしかにセルマーは音楽の歴史に名を残すような歴代のサックスレジェンドの方々も使っていて、まちがいありません。

音は華やかで澄んだ音がでるし、吹き方によっては、バラードなど渋いなんとも言えない、侘び寂び的な音がでます。

特にマークⅥはヴィンテージ楽器だけにその味わいは他の追随ができずプロの方も多くはこの楽器を吹いている方が多かったです。

その反面密なメンテナンスが必要です。

ところが、その後楽器界全体の技術向上から他社の製品も高品質なサックスが多く出回るようになりました。

特に日本のヤマハのサックスは機能的で扱いやすく音も正確なので、ヤマハのサックスを使うプロの方も増えてきました。

他の楽器と同様 何本かを持って、曲やバンドの構成によって変える方もいらっしゃいます。

最近では、本田氏もヤマハの「YAS−875EX」というカスタムモデルを使用しています。

実は私も先輩から安価で譲っていただいたセルマー社のアルトサックス マークⅶを所有しています。

ときどき引っ張り出して吹いています。

しばらく吹かないと低い音が出なくなってしまうので、マメさが必要です。

音が結構大きいので、スタジオでの練習がベストですが、そう何度もいけないです。

本田雅人 EWI

本田氏はシンセサイザーのような音のするサックス型の電子楽器を使うことで有名です。

元々のシンセサイザーとはピアノのように鍵盤があり、鍵盤を指で叩くとピアノやギター、ドラムの音がでます。

この音は電気的に合成したもので、アナログ楽器のように、弦や笛などが鳴るのではありません。

そのシンセサイザーの音を管楽器のサックスと同じように吹けるようにしたのが「ウインドシンセサイザー」です。

その楽器の名前を略して「EWI(イーウイ)」と言います。

Electric Wind Instrumentの略です。直訳で電子管楽器ですね。

いくつか種類があり、見た目がサックス型なのもあればピザボックスのような形のもあります。

ピザボックスは縦と横が同じ長さですが、横は縦の半分ぐらいの大きさです。

その平たい厚めの四角い箱の側面に指で運指を押さえるためのキーがくっついています。

そして両手で箱を挟むようにして演奏します。

本田氏はそのピザボックス型のサックスシンセサイザー(ウインドシンセサイザー)の今や第一人者です。

かつて1980年代に世界的なシンセサイザーブームがあり、その時に発明されたものです。

その頃日本は精密機械を作るのが得意ですので、ほとんどシンセサイザーは日本製が多かったです。

EWIについては、今ではあまり新発売されなくなりましたが、それでも日本の「ROLAND社」などから新製品が発売されています。

私も日本の「AKAI社」というところの生産中止になったモデルの中古品を直し直し使っています。

現在はスエーデンの会社で、日本の輸入代理店を通じて販売されている本田氏愛用の「NuRAD(ニューララッド)」というEWIが静かなブームとなってきました。

本田雅人 wiki プロフィールは?

ハイパーサックスプレイヤーの異名を持つ本田氏。

簡単にプロフィールを紹介します。

・1962年11月 高知県四万十市生まれ

・音楽教員である父親の影響で小学3年生でサックスを始める。

・高校時代は吹奏楽部で活躍。

・国立音音楽大学サクソフォン科に入学し、在学中に大学ビッグバンドの名門「ニュータイド・ジャズ・オーケストラ」に所属し活躍しました。

・1985年 国立音楽大学を首席で卒業し、著名ミュージシャンのサポートミュージシャンとして活躍するほか、当時日本を代表するビッグバンド「シャープス&フラッツ」のソリストとしても活躍した

・1991年 「T-square」に加入し数々のアルバムを発表。ジャパンフュージョン界の寵児となる。

・1997年から始まるアニメ「コナン」のテーマソングのアレンジ、演奏でも活躍

・その後は自己バンドのほか様々な著名ミュージシャンとのコラボレーションのほか、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラのメインアルトサックスを担当

・昭和音楽大学 客員教授でもある。

本田雅人 まとめ

・1962年11月 高知県生まれ 2025年は62歳

・サックス奏者、スタジオミュージシャン、作曲家、編曲家

・幼少より音楽教員の父親の影響で、サックスはもちろん、フルート、トランペット、ギター、ピアノ、ドラムなどあらゆる楽器を演奏できるマルチプレーヤー

・1991年 T-squareに参入

・電子管楽器 EWIプレイヤーの第一人者

・ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラのメインアルトサックスソリスト

 

 

 

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